『情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記』堀栄三 著 その2 | ひろのブログ

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『情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記』

堀栄三 著 その2となります。

にっこり


前回のブログ記事は以下の通りです。


『情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記』

堀栄三 著 その1 アメーバブログ記事より



『情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記』堀栄三 著 その1 アメーバブログ記事


目次となります。
にっこり

目次

まえがき 3 (4)
Ⅰ 陸大の情報教育 15 (29)
1 「大本営陸軍参謀に補す」
2 意表を衝いた陸大入試
3 陸大参謀教育の実態
4 戦史講義で得た教訓
5 米軍軽視の皮相な戦訓
6 「陸大だけが最終目標にあらず」
Ⅱ 大本営情報部時代(一) 44 (42)
1 情報部のドイツ課とソ連課
2 米英課に移された“落第生”
3 教えられた「愚鈍の戦力」
4 「海軍の暗号がやられている!」
5 寺本熊市中将と前線で会う
6 中将の「必勝六法」講義
Ⅲ 大本営情報部時代(二) 86 (73)
1 米軍戦法の研究と情報部 ☚今ココ
2 情報戦から見た真珠湾攻撃
3 情報の審査 ― 航空戦が怪しい
4 敵軍戦法への認識欠く上層部
5 空域の思想 ― 飛び石作戦とは
6 米軍による上陸戦情報の解析
7 『敵軍戦法早わかり』の作成
Ⅳ 山下方面軍の情報参謀に 159 (84)
Ⅴ 再び大本営情報部へ 243 (42)
Ⅵ 戦後の自衛隊と情報 285 (42)
Ⅶ 情報こそ最高の“戦力” 327 (13)
あとがき 340 (3)
解説 保阪正康 343 (6)

以上となります。
凝視

『Ⅱ 大本営情報部時代(一)』まで読み進めました。
本書は、1989年9月 文藝春秋社より発刊されております。
文春文庫版は、1996年5月10日 第1刷
小生が購入した文庫版は、2023年6月25日 第30刷
となっております。
いかに本書を入手、若しくは読んだ方が多い事がお分かりいただけただろうか?
凝視

潮書房光人新社の戦記物では、残念ながらなかなかそうはなりませぬ。
真顔驚き驚き

やはり、本書には惹き付けるものがあるのだと思います。
まだ85頁ほど読んだだけですが、小生はそのように深く感じたのであった…。
大あくびふとん1

なかでも、寺本熊市中将の「必勝六法」講義が、
圧巻です!!

著者の堀栄三氏は、終戦時に講義録を燃やしてしまったそうですが、内容の印象があまりにも強過ぎて、忘れないで覚えていたそうです。
驚き

まるで、RPG『ドラゴンクエスト』における勇者の如くに、「しっかりと心の奥に刻むのであった…。」のような状態だったと思われる。
大あくび

著者が中将から講義を受けたのは、戦場ニューギニアのウエワクです。
著者は、昭和18年11月28日、南方戦線視察のため、横須賀〜トラック島〜ラバウルを経て、激戦地ニューギニアへと渡った。
第四航空軍司令官 寺本熊市中将とは、御尊父(養父)の堀丈夫との関係があり、家族ぐるみの交際の間柄であったそうです。
故に、「必勝六法」を伝授されたのかと推定されます。
凝視

その3へと続きます。

今回はここまでです。
にっこり